マダガスカルの離島「ノシ・コンバ」の人気観光スポット「レムールパーク」をご紹介

マダガスカル
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1.はじめに

ノシ・コンバの観光スポットについて知りたいな!

ノシ・べからのツアーの種類多くて、ノシ・コンバに行くかどうか迷うな。

という方に向けて

ノシ・コンバで人気の観光スポット「レムールパーク」についてご紹介します。

レムールを見ることができるパークは多くありますが、それぞれ特徴が異なります。
お好みのパークを見つけるお手伝いができれば幸いです。

2.ノシ・コンバ(Nosy Komba)とは?

マダガスカルのリゾート地である「ノシ・ベ(Nosy Be)」から南西に位置する島です。

ノシ・コンバとはマダガスカル語で「キツネザル島」を意味し、名前の通りキツネザル=レムールが多く生息している島になります。

ノシ・コンバはお隣の島「ノシ・タニ日帰りのツアーを組まれることが多い場所です。

3.ノシ・コンバまでの行き方

個人で行く場合、ノシ・べのエルヴィル(Hell-Ville)からノシ・コンバまで定期船を利用します。

所要時間は約1時間で、港のアンパンゴリナーナ(Ampangorinana)に着きます。

午後になると波が高くなり危険なため、エルヴィルとノシ・コンバをむすぶ定期船は午前のみ運行しています。

日帰りツアーの場合は、ツアー会社がスピードボートを手配してくれているので心配はいりません。

4.レムールパーク(Lemur Park)について

①受付場所

レムールパークへは、受付場所から10分程坂道を登ります。

アンパンゴリナーナの港から見えるバスケットコートを左に曲がり少し歩くと、すぐ受付があります。

②入場料

1人10.000Ar(2022年10月現在)

現金払いです。

この料金にガイド料も含まれています。

③ガイド

入場料にガイド代が含まれていますが、ガイドさんへのチップは含まれていません。

受付の方もそうですが、ガイドの方も英語を話すことができました。

レムールパークに生息する動植物に関する知識はもちろんですが、ノシ・コンバの歴史なども教えて下さいました。

④見どころ

レムール

ノシ・コンバで見ることができるレムールは、クロキツネザル(Black Lemur)です。

ガイドさんが「マーキマキマキマキ」と呼ぶと、どこからともなくレムールの群れがやってきます。

※レムールはマダガスカル語で「マキ」と言います。

メスは茶色オスは黒色の体毛をしています。

ガイドさんのテクニックでレムールが肩にのり、自分の顔の真横でバナナを食べるレムールの姿を見ることができました。

バナナを食べるレムールのメス

レムールはメス1匹に対しオス数匹で群れをつくっていますが、

メスがボスなので、メスが餌を食べ終わるまでオスは食べることができないそうです。

私は10月に行ったのですが、母親がレムールの赤ちゃんを抱いている姿を見ることができました。

白目をむいて寝ているレムールの赤ちゃん

その他の動物・爬虫類

レムールパークという名ですが、その他の動物・爬虫類もいます。

私が行ったときは、カメレオン、ヒルヤモリ、カメ、ヘビを見ることができました。

カメ、ヘビは出られないよう塀に覆われたエリアで生息していましたが、その他の動物は自然な状態で森の中で暮らしていました。

植物は、イランイラン、バニラ、胡椒、レモングラス等、マダガスカルの名産品になっているものを一気にみることができます。

お土産ストリート

受付場所からレムールパークまでの約400mがお土産ストリートになっています。

アート作品、木彫り、刺繍、香辛料、Tシャツ、腰巻などなど。

運が良ければ、お土産を作成しているところを見ることもできます。

⑤所要時間

パーク自体は広くはないので、30分~1時間程で回れます。

アンパンゴリナーナの港から出発して港に帰ってくるまで2時間みておけば十分です。

⑥持っていくと良い持ち物

バナナ

こちらのレムールパークでは、餌付けをすることができます

自己手配が可能であれば、バナナを持っていきましょう。

現金

クレジットカードは使用できないので、入場料やチップに現金が必要です。

お土産を購入する際も必要になります。

飲み物

レムールパークまでの道中、飲み物を売っているお店はありません。

履きなれた靴

山の一帯がレムールパークになっているので、階段や坂が多くあります。

石畳の場所もあるので、ヒールのある靴はやめておきましょう。

レムールと戯れていたら、大きなカメが近づいてきていて危うく足を踏まれるところだったなんてこともありました。スニーカーなど完全に覆われた靴がオススメです。

タオル

ノシ・コンバ側の港は整備されておらず、砂浜に直接船を停めます。

船までの乗り降りで海水に脚をつけることになるので、海水を拭くためのタオルを持っておくと便利です。

5.まとめ

以上、ノシ・コンバのレムールパークのご紹介でした。

冒頭でお伝えしたように、レムールを見ることのできる場所は多くあります。

全てのパークを回る必要はないと思うので、

ロコべ特別自然保護区のように自然に近い状態で暮らしているレムールを見たいのか、

それとも今回ご紹介したノシ・コンバのレムールパークのように、餌付けをしたり近くで触れ合いたいのか、お好みに合わせて行かれると良いかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
マダガスカル旅行楽しんでください!