1.はじめに
マダガスカル旅行に行くけど、何を持っていったらいいのかな?
お土産も買いたいし、荷物はできる限り少なくしたい
という方に向けて
身軽にマダガスカル旅行を楽しめるよう、最低限の持ち物リストをまとめました。
実際にマダガスカル旅行へ持って行ったけれど使わなかったもの
出番の少なかったものも最後にお伝えします。
※私がマダガスカルに滞在した日数9日間をもとに、持ち物リストを作成しております。
2.海外旅行に必要な最低限のもの
まず最初のリストは、旅行先に関係なく海外旅行へ行くときに必要なもののリストになります。
チェックリストにしてあるので、宜しければお使いください。
必須
- パスポート
- 往復航空券
- 新型コロナウイルスのワクチン接種証明書
- クレジットカード
- 現金
- 携帯電話
- 携帯の充電器
- 変換プラグ
トラブルへの備え
- パスポートのコピー
- 照明写真
- 海外傷害保険証書
- 常備薬
- ポカリスウェット粉末
- 絆創膏
飛行機で必要なもの
- 耳栓
- アイマスク
- ネックピロー
- 着圧ソックス
- 水筒またはタンブラー
- ボールペン
- 防寒具
- マスク
- 液体類を入れるチャック付きの袋
3.マダガスカル旅行に必要なもの
2でご紹介した「海外旅行に必要な最低限のもの」以外で、マダガスカル旅行に必要なものをあげていきます。
こちらもチェックリストにしてあるので、宜しければお使いください。
入国時に必要なもの
- ビザ用のユーロまたはドル
- 黄熱ワクチン接種証明書(イエローカード) ※経由地によって条件あり
かばん
- バックパック
- 小さめのバックパック
服
- Tシャツ2着
- 長ズボン2着
- 下着1~2着
- 寝るときの服1セット
- 水着
- 靴下3足
靴
- 履きなれた靴
- ビーチサンダル
洗面用具
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- シャンプー
- コンディショナー
- 化粧石鹸
- 化粧水、乳液など基礎化粧品
- リップクリーム
- ドライヤー
- 髭剃り
日焼け対策
- 日焼け止め
蚊対策
- 蚊取り線香&ライター
- かゆみ止め
その他
- トイレットペーパー
- 洗濯洗剤
- 折りたたみハンガーまたは物干しロープ
4.マダガスカル旅行に向けて準備するときのポイント
マダガスカル旅行に必要な物リストの中から、ポイントとなる部分をお伝えしていきます。
現金
マダガスカルではクレジットカードが使用できる場所が限られているので、現金を必ず持っていきましょう。
現地通貨は、マダガスカルアリアリ(MGA)です。
※フランス領だったこともあり、宿や一部のお店ではユーロをまだ使用することができるそうです。
両替所では日本円が使用できないので、マダガスカルに到着するまでにユーロ(€)またはドル($)を準備しておきましょう。
変換プラグ
マダガスカルのプラグはタイプBとタイプCです。
これから準備される方は、全世界対応の変換プラグもあるので、そちらを購入されることをオススメします。
かばん
行く場所にもよりますが、道が舗装されていない場所もまだまだ多くあるマダガスカルでは、スーツケースよりもバックパックの方が融通が利くと思います。
小さめのバックパックは、飛行機移動時、最初にお伝えした「海外旅行に必要な最低限の物」を入れ、すぐに出し入れできるようにしたり
マダガスカル滞在中のハイキング時に使用したりします。
首都のアンタナナリボ等の治安の悪い場所の観光では、そもそも鞄は持っていかない方が良いです。
服
外務省のホームページにも記載がある通り、マダガスカルは過去に日本人を含め外国人観光客が巻き込まれる犯罪が多く発生している国です。
裕福に見える服、装飾品は身に着けないのが基本です。
服は全て現地で洗濯する前提の枚数を持っていきます。
乾きやすい素材を持っていきましょう。
暑いと思いますが、蚊に刺されないためにも長ズボンを履きましょう。
下着に関しては、私は毎日水着を下着の代わりに着ていました。
速乾性があるのでオススメです。
アンタナナリボのように1日の気温差がある場所に行く場合には、リストにウルトラライトダウン等の防寒具を加えて下さい。
洗面用具
アメニティありと記載のある宿でも固形石鹸または液体石鹸のみのケースがほとんどでした。
現地で調達もできますが、時間をかけるところではないと思うので、日本から持っていく方がいいと個人的には思います。
全て機内持ち込みにできるよう、個包装のパウチの物や100㎖(g)以下の容器で準備をしましょう。
液体類を手荷物として持ち込むためには、100㎖(g)以下の容器で、容量1ℓ以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製の袋に入れる必要があります。
ドライヤー
賛否両論ある持ち物の1つかなと思います。
私は、海外対応の手のひらサイズのものを持っていきました。
マダガスカルは基本的に水シャワーなので、冷えた身体にドライヤーの熱がありがたかったです。
ただマダガスカルはまだライフラインが発達しておらず、都市部でもよく停電が起こります。
太陽光で自家発電している宿も多くあるので、電力の使い過ぎには注意が必要です。
蚊対策
マダガスカルはデング熱のリスクのある国としてあげられています。
蚊を介して感染するので、蚊に刺されないことが大切です。
私は毎晩、蚊取り線香を焚いて寝ていました。
そしてマダガスカルで調達したレモングラスオイルを全身に塗りたくって過ごしていました。
虫よけスプレーは現地でDEETの濃度が高いものを購入しましょう。
バンガロー等風通しの良い宿に泊まる予定のある方は、しっかりと対策されることをオススメします。
トイレットペーパー
外で用を足すときもそうですが、ティッシュペーパーの代わりにも使用しました。
トイレットペーパの芯を抜くとコンパクトに持ち運びができます。
5.マダガスカル旅行に持って行ったが使わなかったもの
・ワンピース&スカート
・ストール
なぜ不要だったのか
ワンピース&スカート
長距離バスに乗る場合、トイレは青空トイレなのですが、大切な部分を隠しながら用事を済ませられるならばと思い持っていきました。
しかし長距離バスに乗ることがなかったので使用しませんでした。
予定に合わせて準備されると良いと思います。
ストール
首に巻いたり、ひざ掛けにしたり、万能と言われるストールですが、
そもそも日本でもつけたことがなかったので、旅行先でも使うことはありませんでした。
ご自身のスタイルに合わせて準備されてください。
6.マダガスカル旅行に持って行ったが出番が少なかったもの
- タオル
- 日本で買った虫よけスプレー
- スリッパ
- サングラスと帽子
どの場面で使用したのか
タオル
どの宿でも基本的にタオルは備えつけられており、マダガスカル滞在中は使用しませんでした。
唯一使用したのは、乗り継ぎの空港で顔を洗ったときでした。
虫よけスプレー
日本から買っていった虫よけスプレーを使用してもたくさん刺されました。
お恥ずかしながら帰国後に知ったのですが、虫よけ効果のあるディート(DEET)という成分には濃度があり、濃度によって虫よけ効果の持続時間が異なるそうです。
DEETの濃度が高いほど持続時間が長く、10%なら2時間持続、50%なら一晩有効です。我が国で市販されている製品では最高12%ですので、短時間しか有効でないことに注意してください。長時間作用の高濃度の製品が必要な場合は、渡航先の空港やドラッグストアで購入できます。
一般社団法人 広島県医師会 緊急小冊子 https://www.hiroshima.med.or.jp/pamphlet/316/post-119 「知っておきたい予防できる海外での感染症 デング熱」 (2023.01.06)
私は朝と夜しか虫よけスプレーを使用していなかったので、虫よけ効果を感じられなかったというわけです。
現地の方に相談し、おすすめされたのは、レモングラスオイルでした。
お土産売り場に売っている、小瓶に入った一見怪しげなオイルでしたが、このオイルのおかげで蚊に刺されずにすみました。
虫よけスプレーはいらないということではなく、マダガスカルでDEETの濃度が高い虫よけスプレーを購入される方が良いと思います。
スリッパ
機内兼部屋履き用として持っていきましたが、使用したのは飛行機内のみでした。
お部屋履きはビーチサンダルだけで十分だと思います。
サングラスと帽子
「帽子をかぶるのは観光客だけ」と現地のタクシードライバーさんに言われ、街中では防犯上かぶるのをやめました。
7.荷物を少なくし身軽に旅行することのメリット
①ロストバゲージ、ディレイドバゲージを防ぐ
ロストバゲージ(Lost Baggage)とは、荷物が行方不明になってしまうことです。
飛行機に荷物を積み忘れたケースもあれば、
積み間違いで違う場所に運ばれてしまっていたケースもあります。
直行便がなく最低でも1回以上乗り継ぎをする必要があるマダガスカルは、ロストバゲージの可能性がその分高いということです。
また、何らかの事情で荷物が積めず、荷物だけが遅れて来るディレイドバゲージ(Delayed Baggage)は日本国内でもある荷物トラブルです。
必要な荷物を全て機内持ち込みにすることで、これらのトラブルを防ぐことができます。
②到着空港での待ち時間の削減
マダガスカル到着後は入国審査を受け、その後預けた荷物が出てくるまで待ちます。
マダガスカル国内線の場合は、到着後の入国審査がなく、荷物の受け取りを待つだけです。
が、この荷物は何故かなかなか出てきません。
私はノ・シベの空港で入国審査を受けましたが、満席近かったこともあり入国するまでに1時間半かかりました。
その後の手荷物受取所(Baggage Claim)を通りましたが、荷物は1つも返却されておらず、先に入国審査を終えた人で溢れてかえっていました。
荷物を全て機内持ち込みにすると、入国審査のあとすぐにマダガスカル観光がスタートできます。
8.まとめ
この記事では、身軽にマダガスカル旅行を楽しめるよう、最低限の持ち物リストをまとめました。
また持っていったけど使わなかったもの、出番の少なかった持ち物もご紹介しました。
参考になれば幸いです。
マダガスカル旅行が最高の旅になりますように!